なぜ太るのか? それは危機感がないから

間食したり運動不足だったりと、太る原因は様々です。

けれど、なぜ太るとわかってても間食をやめないのでしょうか。
なぜ太るとわかってても運動しないのでしょうか。

「スナック菓子っておいしいから」「体を動かすなんてめんどくさいから」
確かにそのとおりなんですが、そこのところをもう少し掘り下げてみましょう。

「なぜ?」を繰り返してみると・・・

「なぜ太るのか?」と問われたら、
「間食をしてしまうから」「全然運動していないから」

いかにももっともな回答です。

では
「なぜ間食するのか?」「なぜ身体を動かさないのか?」
と聞かれたら?

「ポテチはおいしいから」「めんどうくさいから」

問題はここです。

人が太る原理は?

答えは誰でも知っています。
[摂取カロリー>消費カロリー]だからです。

太らないためにはこれを逆転させればいいのは分かっていますが、なぜかできません。
その「なぜか」が問題です。

スウィーツの誘惑に負けるのが原因ではない

蓄えるカロリーよりも消費するカロリーを大きくするためにはどうすればいいのか?

まず思いつくのは生活習慣の見直しでしょう。
よくある具体例としては「間食をやめる」「毎日ウォーキングする」などですね。

けれどなかなか実行できません。
「テレビを見ながらついついポテチをひと袋あけてしまった」とか「休日は家から一歩も出なかった」とかはよくある話です。

分かっていながらなぜそうなったのか。

理由としては「食べ物の誘惑に負けたから」とか「疲れて体を動かす気にならなかったから」といったところでしょうか。

実は本当の理由はそこではありません。
本当の理由は「自分が太りつつあることに危機感を抱いていないから」なのです。

いつの間にか太っている

私もそうですが、太ったときというのは「いつの間にか」太っていることが多いです。
「そういえば最近ズボンがきつくなった」
「階段の上り下りがおっくうになった」・・・・

こういったことをきっかけにして、いつの間にか太っていたことを思い知らされるものです。

なぜ「いつの間にか」となるのでしょうか?

それは、
「昨日も今日も変わらないように見える」
からです。

休日にポテチを食べたりダラダラ過ごしたりしたからといって、月曜日の朝にベルトの穴の位置が1つ増えていた、なんてことにはなりません。
昨日と同じ穴でベルトは留められます。

けれども着実に太っているはずです。
まさにこの点に太る原因のカギが隠されています。

昨日も今日も変わらない(ように見える)

たとえば、1か月で3kg太るケースを考えてみましょう。

昨日から今日にかけて0.1㎏増えても分からないでしょう。
あごの肉もお腹回りも変わったようには見えません。

ということは、今日から明日にかけて0.1㎏増えても分からない、
明日から明後日にかけて0.1㎏増えても分からない。

それが1週間たち、1か月たち・・・ ある時、ふと鏡を見て気がつく。
太っちゃった・・・と。

これがもし、朝起きたらひと晩のうちに3kg太ったというのならどうでしょうか?
昨日まで履いていたパンツのウェストが閉まらなくなるのです。
これはさすがに焦るでしょう。

そう、この「いつのまにか」というのがクセモノなのです

実際は薄々気づいてはいるのですが、事の重大さを理解していないものですから
「この程度ならまだOK。すぐに痩せられるもんフフフン♪」
とかいってみて見ぬふりをしているわけです。

いったん太ってしまうと元に戻すのは難しいのは皆さんご存知のとおり。

太りつつあることを自覚できるようにする仕組み

太るのが分かっていても太ってしまうことの原因、それは危機感を抱かないから。

ならば、体重が増加していることをイヤでも意識させるように工夫すればいいはずですね。

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毎朝、自分の体重をグラフで線引することで、少しの体重増加でも「このままではやばい」という実感を持つことができるのです。

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