停滞はダイエット成果の証拠

順調に下がるグラフを見てあなたはこう考えます。
「この調子で行けば簡単に目標が達成できそう♪」

ところがある日突然、フラフが横ばいになってしまいました。

スタート当初と同じように運動・食事をキープしているのになぜ?
あせる気持ちとは裏腹に体重は変化する様子もなく、いつしかダイエットのモチベーションも低下して・・・。

おめでとうございます。停滞期に突入です!

停滞は身体の抵抗

ダイエットを始めた当初は意識も高く、お菓子や夜食をやめたり散歩を始めたり、いわゆる「健全な生活」となります。
これまでの「悪習慣=太る要素」を断ち切るわけですから、その効果はすぐに体重のグラフに反映されるわけです。

けれど、長年の悪習慣になれた身体にとってダイエット生活というのは「良い」も「悪い」もなく、「異変」となります
これまで豊富に供給されてきたカロリーが少なくなったうえに、蓄えられたカロリーの消費量も多くなったことで「このままでは餓死してしまう」という危険な状態として認識されてしまうのです。
(医学的には「ホメオスタシス」という機能が働いているのだそうです)

順調にカロリーが消費できて、身体にとっていいはずなのに、その異変に気づいた身体は何とかして元の状態に戻そうとします。
これがダイエットの停滞期として現れるわけです。
いわば本人の意志に対して身体が抵抗しているようなものですね。

ダイエットの停滞期間は1か月ほど

この停滞期は人によって異なりますが、ダイエットを始めて1か月目ごろから始まり、停滞期間は1か月くらいかかることが多いとのことです。
(私の場合は半月くらいだったでしょうか。もっともたまにドカ食いしたりして適当にやっていましたので、停滞期なのかどうか疑わしいのですが・・・)

私の経験では、この対策として言えることはただひとつ。
「気にしない」
これだけです。

いくら努力をしてもグラフが下がらないのですからモチベーションもなくなるかもしれません。
そこはじっとガマン。
身体に無理なダイエットをしていないのであれば、いずれ脱出できます。

停滞するということはダイエット効果

実は停滞しているということはダイエットの成果が出ているということなんです。
見方を変えてみましょう。

私たちの身体は年齢とともに基礎代謝が減っていきます。
成長期には何もしなくてもたくさんのエネルギーを消費していました。
けれども歳をとると、何も意識せずに生活していれば体重は増加するのが普通です。(悲しいことですが(^^;)

そんな自分の体重が、まだ目標値に届いていないとはいえ、維持できているんです。
今までの自分なら体重が増えていってるはずです。
それが増えることなくキープされているんです。
それだけでもすごいことではないですか。

ですから、ここであきらめてしまってはもったいない。

ダイエットの効果が出ているからこそ停滞している

前向きに考えて停滞期を乗り越えていきましょう!

ホメオスタシス効果を知って停滞期突破!ダイエット成功の4つの秘訣 | ライフハッカー・ジャパン
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