1.手書き体重グラフとは
体重の変化を記録するグラフのことです。
シートの縦軸に体重、横軸に日付の目盛りがあり、その中にグラフの折れ線を手で書き込んでいきます。
昔からおなじみのものですが、実際にご自分の体重管理に使ったことのある方は意外と少ないのではないでしょうか。
紙のシートに毎日、体重グラフの線を引いていく、ただそれだけのことなんですが、実はこれこそがダイエットに効果的なんです。
2.「アナログ=めんどくさい」ところに意味がある
朝起きたら洗面所に向かい、顔を洗うついでに体重計に乗り、その数字を忘れないうちにシートに書き込む。
体重グラフを実践している間、毎朝これの繰り返しです。
手書きですからそれだけ手間がかかります。
スマートフォンのダイエットアプリなんか使えば、数値を入れるだけでグラフを書いてくれたりします。
中には体重計と連携して、体重を測ったら自動的に数値がアプリに入力される、というのまであるくらいです。
そんなデジタル全盛の中、あえて手間のかかるアナログでやることにどんな意味があるのでしょうか。
実はその ”めんどくささ” の中にこそ、大きなダイエット効果が隠れているのです。
3.体重計に乗る + 手書きで線を引く
「最近太ったかも?」
おそるおそるながらも、体重計に乗りさえすれば、いま何キロあるかすぐに分かります。
その数値を見て安心したり焦ったりするわけですが、そこにあえて「手書きでグラフの線を引く」という行為を加えてみます。
すると、なんということでしょうか。
体重計の値が、単なる数字から「これだけ太ってしまった」という危機感を持って迫ってきます。
頭で理解するのではなく心で感じるといったところですか。
増えても減っても、どれも自分の行動の結果だということが納得できますので、単に体重値を知るだけでなく、達成感や後悔などの感情を味わうことができます。
このように、手でグラフを書くということによって意識が自然にダイエット志向になりますので、無理なく自然に体を整えることができるわけです。
手で体重グラフを書くだけでどうして意識が変わるのか?についてはこちらの記事をご覧ください。
「体重シートは手書きにすると効果が出る・3つの理由」