体重はグラフ化すべき・3つの理由

体重をわざわざグラフにしなくても、毎日体重計に乗っていればじゅうぶんなのでは?

確かに毎日のチェックとしては事足りるでしょう。

けれども、実はそれだけではダイエット効果は期待できません。

体重は数字でなくグラフに表してこそダイエット効果が出るのです。

1.いまの体重を知るだけでは不十分

正しいダイエットは客観的な判断材料、つまり体重を知らないことには始まりません。

正確な体重は体重計に乗りさえすればわかります。
これを毎日続けると、どれくらい増えているのか、あるいは維持できているのかを知ることができます。

けれども「知る」だけでは不十分なのです。
なぜならそこには実感が伴わない、つまり危機感がないからです。

2.グラフにすれば実感が伴う

これはもう理屈ではなくて感覚の問題なのですが、ダイエットは頭で理解するよりも、「このままじゃヤバイ」と感情に訴えかけた方が効果的です。

この1週間の傾向として、毎日増加していたのか、増えたり減ったりを繰り返していたのか、ここ数日で急激に増えたのか?

1日ごとに体重値をメモしていけば事足ります。
けれど数字を記録しても増減については感覚としてつかみにくいんです。

下の図をご覧ください。

どちらも同じ1週間の記録を表したものです。
数字の表ですと0.1kg単位まで詳細が分かりますが、グラフでは細かいことは読み取れません。

ですが、増加していることが実感として分かる(このままではヤバい (-_-;))のは間違いなくグラフの方ですね。
増減の傾向が一目瞭然で把握できます。

同じ「体重の増加」にしても、急激に増えたのか、徐々に増えているのか。
頭で理解していただけのものが、体重グラフにすることでダイレクトに感情に訴えかけてくるようになるのです。

実際に体重グラフを手書きしていても、上向きの線が3日も続けば焦りを感じます。

3.自分の手でグラフを書けば悔しさや嬉しさが倍増する

体重シートの効果をさらに高めるために、グラフの線引きは手書きにします。
Excelやアプリにまかせるのではなく、あえて自分の手で線を引くのです。

そうすることで、体重グラフが右上がり(増えた)になる悔しさや右下がり(減った)になる嬉しさを実感できます。

大切なのは、この「実感する」ということです。

頭ではなく感情で

体重の増減は頭ではなく感情でとらえること。
これによって、単に「太った」という事実に「このままじゃヤバい」という危機感を加えることができます。

なにしろ、こういう「ヤバい」っていう焦りの気持ちが、ダイエットのいちばんの原動力になりますからね。

手書きの体重グラフは、その点で理にかなったダイエット方法です。

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